他人と一緒にいて痛感するのは「人の話が聴けない」人が多いということ。
これは子供に限った話ではなく、大人にも多い現象です。
人の話をさえぎってまで自分の話をしようとする。
人が話してるににスマホをいじって関心をもたない。
(耳は傾けている、といいつつもその動作だけで話しているほうは喋りたくなくなるものですね)
社会経験が多い男性になってくるとその傾向は弱まりますが、
人の話を聞いて今度は自分の都合の良い方へ捻じ曲げようとコントロールする、という場合も多くあります。
その人の話をストレートに聞いて、ただそれに反応する、ということのできる人が少ないのが日本人の特徴の一つだと思ってます。
だから大人になると生きづらく感じる。繊細な人は他人と接したくなくなる。
今ではHSP(ハイパーセンシティブパーソンといって人の感情がわかりすぎて日常で人と接するのが辛い人)と言われる人が子供たちの中にも増えてきています。
これも「共感できない」「人の気持ちがわからない」人の中で共感力が高い人が疲れてきているからかもしれません。
私もこのHSPだなあ、と感じる時が多くありますが、
場合によっては「鈍感力」を鍛えて共感のスイッチを切ることで辛くなりすぎる感性をシャットダウンすることもあります。
人は立場によって鈍感力がないとやっていけない時があるのです。
それは「管理」をやっていくうえで大切な能力なのです。
すべてのことに共感はできずともいいのですが、やはり人の話はさえぎらずに最後まで聞く、ということも大切だし、
その人の言っていることが個性の範囲内であればコントロールしてはならないと思っています。
ファンファンイングリッシュ国際魔法学院では
☆他人(先生やクラスメイト)の話を聞く
をまず大前提にしています。それはクラスルールとして毎回確認してもらっています。
そして
☆自分の番が回ってきたら「今だ!」とばかりに言いたかったことを伝える。
輝く!
ということをやってもらいます。
人は子供でも大人でも、肩書があろうがなかろうが、
スポットライトの中心で表現する権利があります。
それを他人が奪ってはならないのです。 それを英語を教えるだけでなく、
コミュニケーション学の基礎としてつたえていっております。